長電レポ さよならスイッチバック編


長野電鉄の終着駅のある、温泉街湯田中。
湯田中駅に長い間あった『ミニスイッチバック』が、8月一杯で廃止されます。
今回は、そのスイッチバックの様子を撮影してきました。

湯田中踏切前より、志賀高原方面を眺めます。
いや〜しかし、あっづぅぅぅ
湯田中駅構内の様子です。
地方の私鉄ならではの雰囲気が漂います。
くるっと回れ右します。この先には複線の引き込み線があります。
ちなみに、1927年製のクロレウスカ製鉄所(ポーランド)で作られた
古いレールがあるそうです。この製鉄所製のレールが輸入されたのは
1926〜27年であるため、大変貴重なものです。
『3』という表記がありますね。
スイッチバックの際、先頭がここまで来ることを意味します。
のどかですねぇ〜。
こういう情景大好きです。
駅構内を再度・・。
1番線は現在使われていません。(臨時で使う時があるとか・・)
そうこうしているうちに、踏切が鳴り出しました。
遮断機が下りてきます。
なかなか来ません。あづいあづい・・。
ギギギと音をたてて入線してきました。
案外速度があります。
突然、踏切に人が集まってきました。
目的はもちろん『スイッチバック』です。
停止位置を通り越して踏切に進入します。
絶妙な音をたてて目の前を通過します。
そしてブレーキがかかります。
カンカンと鳴り響く中、踏切上に停車しました。
本当にまたいでいます。
ちょうど今、反対側でポイントが切り替わっています。
バックオ〜ライ!
踏切を逆戻りし、ホームに停車します。
完全に止まる前に、遮断機が上がりました。
というわけで、スイッチバック終了です。
ご当地の曲「山ノ内音頭」がホームに流れます。
ホーム端より。無くなる踏切を眺めます。
車内からみた踏切です。
湯田中出発時もスイッチバックします。
踏切の上で止まっている最中・・。
車掌さんがブザーを鳴らし、笛をふいて出発です。
スイッチバックをする原因となっているポイントを通過します。
湯田中とおわかれです。
単線に戻り、長い急坂を下り始めます。
次に来れるのは来年でしょうか・・。

湯田中駅の改修工事は、9月中に行われるそうです。
改修後、ゆけむりこと1000系の試運転が本格化するのではないでしょうか。
以上です。

 

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