1000形・2000形 さようなら運転


突然ですが、ここはどこでしょう?
そうです。関内駅にある幻のホームです。
1000形さようなら運転始発駅です。
まだ発車まで時間があります。
少々撮影タイム・・
このホームでは、車両を真正面から見ることができます。
ん・・よくよく『臨時』幕を見てみると・・
なんだか白幕に紙をはっつけた感じですね・・。
中にキレイに埋まっていますね。
柵が建ち並んでいます。
ここは、普段は深夜に留置線として利用されています。
2000形でもありましたが、1000形のポスターです。
右下に、開業日の時の写真があります。
マップ式案内機です。上永谷になっていますね(笑)
発車待ちの途中、2000形が通過するとのアナウンスがありました。
非常に低速で通過してくれました。これもファンサービスです。
今回のさようなら運転、ファンに対してサービスがいいです。
乗客の方々は、窓を開けて1000形にカメラを向けています。
しっかし、中間車となるとガラガラですね・・
座席の色が見えるぐらいです。
本当にゆっくりと通過して、桜木町へ向かっていきました。
そして何分か待った後、1000形が発車しました。
場所は変わり、新羽です。乗務員交代のため、停車しました。
先発だった2000形の引退セレモニーが行われていました。
ホームドアとゼブラカラーの共演は、わずか1週間でした。
その後あざみ野へ直行し、折り返して終点の新羽に着きました。
新羽小学校の生徒達による演奏で迎えられました。
神奈川新聞の記者も来ています。
ドアが閉まり、引退式の準備が始まります。
それにしてもすごい人・・・
1000形を運転してきた乗務員さんの点呼から始まりました。
乗務員さんに花束の贈呈です。
その後、横浜市交通局長からのご挨拶がありました。
局長のご挨拶が終わった後、撮影タイムが設けられました。
1000形とホームドアの共演・・
向かい側のホームに移りました。すごい人です。
この写真からも凄まじさがわかるかと思います。
「believe」という曲が演奏され、ホームに響き渡ります。
小学校の卒業式の時に歌ったなぁ・・(涙)
新羽車両基地の人が乗り込み、発車の準備が整います。
「威風堂々」が演奏され始めます。
「ボォォォーーーーーーーーーーーーッ」
しばらくして、長めの警笛が鳴り響きました。マジ泣ける・・(;ω;)
車両基地への最後の道を、ゆ〜っくりと進みだします。
同時に、拍手が沸き起こりました。
突然加速し出し、ガガガっと音を立てて去っていきます。
さようなら1000形・・・
今まで本当にありがとう・・・
市営地下鉄の一時代を築いた1000形。
たくさんのファンに見送られます。
もう二度とここには帰ってきません・・

毎日横浜市内の地下を走ってきた1000・2000形。恐らく、彼らは決して忘れられないでしょう。
1000・2000形、ありがとう・・・そして、さようなら・・・

 

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